原子炉停止で、なぜ熱が問題になるの?現在起きている福島原発の問題で、テレビで... - Yahoo!知恵袋
hiro16niceさん
>通常運行時と違う何かがあるのでしょうか。
地震から30分後、津波で発電用タービンが施設の建家ごと、根こそぎ引きちぎられ、海の藻屑になってしまったので、タービンは使えません。というか、もうありません。ちなみに津波の想定レベルは、70cmでの設計でした。
通常運転ではタービンが使える状態です。これが「違う何か」であり、今回の事故の本質です。
以下、詳細です。興味のある方だけお読みください。ア→イ→ウ…と時間経過に沿って書いてあります。
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ア.地震発生と同時に、地震センサーにより制御棒の挿入を開始します。5mもの長くて重い棒が97本、ちょっと時間がかかります。
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制御棒が入って核分裂が止まっても、これまでに核分裂で生成された不安定な元素が崩壊し続け、初めのうちは運転出力の10%ぐらいの熱が出続けます。
このため、1ヶ月ぐらいはしっかり冷やし、さらに1年間はじわじわ冷やし続ける必要があります。
ここまでは特に問題なかったようです。
イ.制御棒を全部入れ終わるか終わらないころ、30分経過し津波が来ました。
テレビで、原発に津波が押し寄せたときのビデオが何回か流されていましたが、黒い水柱が上がっています。タービンが激しく破壊され、爆発が起きたように見えます。タービンのある波打ち際の海水建屋ごと、持って行かれたようです。
福島原発の� ��計は、津波高さ70cm。東電のエンジニアは反対したけどエライさんがこれでいいと言って決めたそうです。そこに12mぐらいの津波が来た。
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ウ.タービンが無いので停電となり、以後はバッテリーで駆動となります。
エ.信じられないことに、予備発電機(ディーゼルエンジン・ローター・燃料タンクなどの設備)もタービンと同じ高さに設置されていたため、津波で壊れてしまった。設計ミス!これは秘密みたいです。
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オ.原子炉が臨界停止したか、しないうちに、タービンへの配管がぼろぼろにちぎれてしまった。こうなると図の下の方に丸く描かれている圧力抑制プール(実際にはドーナツ型)だけで冷やさなければなりません。とても冷やしきれるものではないので、どんどん温度が上がり、水蒸気で圧力が上がっていきます。ここで早めに水蒸気を抜いてやればよかったのですが、動転していたのでしょう。現場でぎりぎりまでバルブを開けるのをためらったか、放射性物質を放出するため上の許可が必要で手続きに手間取っていたのか、とにかく時間がかかりすぎたために、緊急冷却装置が壊れてしまった。
カ.現場ではまだ緊急冷却装置が壊れてしまったこ とに気づいていない。バッテリーはもうすぐ切れるので冷却できない原因が電源停止だと思いこみ、大急ぎで代替の電源を持ってこさせる。
キ.じつは冷却装置はとっくに壊れているので、電源を繋いでも動かない。おかしいな電源のつなぎ方が悪いのかなと、ここでまた時間が過ぎる。その間も温度は上がり続け、原子炉の中でどんどん水素が発生する。いよいよ困って外部に出る放射能を減らすためのフィルターに繋がっているバルブを開けた。ところが、フィルタに繋がる配管に亀裂があり、外部に出すはずの水素が建家の中に漏れた。あれれ、と考える暇もなくドカン。これが一回目の水素爆発。
あまりに長くなるので、これぐらいにしておきます。
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